5月14日、リオデジャネイロ五輪陸上の男子400㍍リレー銀メダリスト・飯塚翔太選手(28=ミズノ)が、オンラインインタビューに参加下さいました。
オリンピックどころか、練習再開もいつになるのか分からない時期でしたが、飯塚選手の話には、顔をあげ、前を向きたくなる明るさや強さが溢れています。
「自分が走る目標は、ただ自分の目標じゃなくて、皆さんに託された夢でもある」との話は印象的でした。
また、活動ができない毎日の過ごし方について「自宅の壁に向かって自問自答し、自己紹介をしてみる。長所で言葉が詰まる」とのエピソードもユニークです。
▼報知新聞5月29日付けの紙面にこの話が掲載されています。
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5月28日、オリンピック・パラリンピックの強化拠点「ナショナル・トレーニングセンター」(東京・北区)の利用が始まり、練習を終えた飯塚選手は、「うちに帰ってきたようで、ただいま!という感じでした」と、約2か月ぶりにトラックに足を踏み入れた感触を喜んでいました。
トップアスリートとしても経験のない困難に向かっていた時期に、皆さんと共有した今回のオンラインインタビューは、来年のオリンピックへの序章になったのかもしれません。
参加下さった皆さん、貴重な話を惜しみなく聞かせて下さった飯塚選手、ミズノの皆様、本当にありがとうございました。
(2020年5月 スポーツライター・増島みどり)